ディンカ ポストルード “日本車”の恐ろしさ ポストルード、あるいはディンカの名前を耳にして多少の嫌悪感を感じたあなたは筋金入りのデトロイト・フリークだろう。あるいは、その名前に思わず背筋が伸び、恍惚の念を感じたあなたは、70〜80年代に新しいモノ…
ボルカー ネビュラ ターボ ホモロゲーションモデルとはあまりにもユニークな存在だ。ツーリングカーチャンピオンシップやWRC、DAYTONA等、市販車両をベースとしたレーシングカーを用いる自動車競技では、「ベースとなる車両を規定の台数以上生産・販売しなけ…
ブーガーファーツァイク タイプ1 世界が動いた瞬間 「素晴らしい自動車を作る国」と聞いて、あなたはどこを思い浮かべるだろうか? 我らがアメリカ合衆国は言わずもがな、かつてその高性能低価格でアメリカを貿易摩擦で死の淵へ追いやった日本、名車メーカーが…
ブラヴァド ガントレット A/C ヘルファイア ブラヴァド流リビングレジェンド ドミネーター、ヴィゲーロ、そしてガントレット。 2000年代にドミネーター主導で勃興した「リビングレジェンドブーム」。それは1960年代後半から現代まで、その時代ごとに変わりゆく…
ブラヴァド バンシー コケットに追いつき追い越せ 前回のコケット編でも述べたように、今回はある意味前編・後編といった構成に近い記事だと捉えていただけたらと思う。据えるテーマは前回から引き続き「アメリカ製スポーツカーとは」といった趣のモノだろうか…
デクラス コケット インヴェテーロパフォーマンスエディション 北米唯一のスポーツカー 過去に当サイトで紹介したトルネードやドミネーター、はたまたアルバニーやインポンテなどなど、アメリカを代表する錚々たる名車たち。 しかしながら、それらの中でもト…
ダンドリアリー ヴァーゴ “クラシックエディション” アルバニーからダンドリアリーへ 「ヴァーゴ」という車は既に当サイトで紹介したアルバニー製のものがあるのでは?そう思う方もいるだろう。 1967年に誕生しアルバニーのエグゼクティブカー・ラインナップの…
ガリバンター ボーラースポーツ LE 欧州SUVの雄、ガリバンター ガリバンターと言えば、SUVのみを専門としたイギリスの自動車メーカー、そして欧州自動車界を代表する高品質で格式ある存在だと言うことは言わずもがな。特に人気のある「ボーラー」シリーズの、…
インポンテ ルイナー フェニックス 今は亡き名ブランド“インポンテ” インポンテというメーカーをご存知だろうか(ここの読者はほとんど知っているだろうが。)?1926年に創立され、北米最大手自動車メーカー・デクラスとのグループ提携を経て、若者向けの安価…
ヴァピッド ドミネーター GTX 50年目の大進化 「最もアメリカを象徴する車」と言えば、皆さんは何を思い浮かべるだろうか?恐らく新しめの車の名前はポンポンとは上がらないだろう。はっきりいって落ち目の現在のアメリカ車市場、名前が挙がるのはきっと1950〜…
プロジェン GP1 昔のスーパーカーといえばどんなイメージがあるだろうか。実用性がない。居住性が悪い。操縦性が悪い。スペックだけで実際は大した速さではない。そんなイメージに真っ向から立ち向かった車がある。プロジェンGP1だ。 基本的なスペック 販売…
BF ラプター 14R 3輪の乗り物の魅力 少数派ではあるものの、3輪のオートバイ「トライク」は数多く存在する。トライクはバイクにも自動車にも無い独特の存在感があり、何物にも変えがたい魅力を持っている。バイクの爽快感を持ちながら車のように安定した走り心…
ランパダーティ ミッチェリGT かつて販売されていたイタリア製小型クーペ ミッチェリ。端正なクーペボディと小さなツインカムエンジンによる軽快な走りも相まって高い人気を呼んだ。 今回紹介するのはミッチェリの最強グレード"GT"だ。 基本的なスペック 販…
カリン 190Z "The BrandNew SportCar" この宣伝文句を覚えている方はいるだろうか? 今回紹介するのはカリンの誇るスポーツカー 190Z。 アメリカで日本で世界で。グローバルに大ヒットを果たした"Z-Car"の魅力に迫る。 日本生まれアメリカ育ち このフレーズ…
デクラス ランチャーXL アメリカを代表する名作SUV 1980年代、翼を抜かれたマッスルカー達に変わってアメリカの若者に持て囃されたのは、頑強なラダーフレームボディにパワフルなエンジン、大人数が乗れて荷物も乗り、悪路もガンガン走れる四輪駆動のワゴン「…
ルーン チェブレック 旧ソ連の国民的自動車 「旧ソビエト連邦の自動車メーカーって何がある?」なんて会話、日常ではなかなかしないだろうが、即座に答えられる人はほとんどいないだろう。 44年間もの間、長らく世界は鉄のカーテンで仕切られ互いに睨み合って…
ヴァピッド GB200E 速い車を構成する古典的な要素とは何だろうか? 言うまでもないが、軽い車体とハイパワーなエンジンだろう。 そんな昔ながらの思想にプラスしてラリーの過激なテイストを盛大にぶちまけた結果がこのGB200だ。 基本的なスペック 販売期間:1…
アルバニー ヴァーゴ アメ車黄金時代をリードした1台 世の車好きたちの間での一般的なアメ車黄金時代といえば、間違いなく1950〜1975年の事を指す。当サイトでも紹介したデクラス・トルネードをはじめとしたド派手な車が市場を席巻した1950年代から、マッス…
デクラス トルネード 自動車産業の飛躍 第二次世界大戦終結後の1950年代、アメリカは驚くべき速さで経済成長を遂げて行った。朝鮮戦争で刺激を受けた経済は活性化し、雇用も生まれた。 同時に産業の世界も飛躍的に進歩し、それまではひと握りの富裕層や軍以…
ウーバーマフト センチネル 80〜90年代のツーリングカーレースを代表する車は3台ある。エレジー、ウラヌス、そして今回紹介するセンチネルだ。ご存知の通りセンチネルはウーバーマフト車の中型セダンであり、エントリークラスに位置する比較的安価なモデルだ…
デクラス ラプソディ 自動車の進化の歴史は、常に矛盾との闘いであった。パワフルなのに低燃費・速いのにすぐ止まれる・重いのに軽快に走る・小さいのに車内は広い…各メーカーの開発陣は、終わることの無いイタチごっこを日々研究室で繰り広げ、ひねり出され…
カニス カラハリ 「何だ、この車は?」そう思った読者も多いだろう。私もその1人だ。 鋼板製のバスタブのような車体に細いタイヤ、宙ぶらりんに固定されたフロントウインドウ、軍用車両を思わせるつや消し仕上げのダークオリーブ。 この車は、1968年にフランス…
アニス エレジーRH8 今回はこのジャパニーズモンスターの魅力を再発見してみようと思う。 現代まで続くスーパーカースレイヤーのジャパニーズスポーツカーの系譜エレジーRH8。今でこそ当たり前の4WD+ターボというハイパフォーマンスマシンの文法だがエレジー…
アルバニー ワシントン 1990年代に誕生し、今尚根強い人気を誇るアルバニー製高級セダン、ワシントン。しかし、「フルサイズセダン」と呼ばれる、アメリカ独自の車格概念による大排気エンジンを搭載した大型セダンは、社会全体の環境保護意識の向上、省スペー…